東京電力ホールディングスは18日、2026年春闘で、社員の年収水準を4・6%引き上げると労働組合に回答し妥結した。労組側は5%上昇を求めたが、厳しい経営環境を踏まえて満額回答は見送った。東電によると、原発事故以降で最大の上げ幅となる。

 初任給は学歴に応じ9800円〜1万5千円上げる。東電は26年1月、収支改善が見込める柏崎刈羽原発(新潟県)を再稼働させたが、26年3月期連結純損益は廃炉関連損失により巨額赤字となる見通し。担当者は「人材確保のため、最大限の回答をした」とコメントした。