東京電力は19日、福島第1原発3号機の原子炉圧力容器底部に穴が開いている映像を公開した。超小型ドローンのカメラで撮影した。炉心溶融(メルトダウン)を起こした1〜3号機で圧力容器底部を間近で撮影したのは初めて。映像には溶融核燃料(デブリ)の可能性がある付着物や堆積物も写っていた。

 東電によると、圧力容器は鋼鉄製で内径5・5メートル、底の厚さは14センチ。熱で溶けて一部がめくれ、内部の構造物が見える状態になっていた。

 東電は、圧力容器を収める原子炉格納容器にドローンを挿入して内部を撮影する調査を5日に開始。12日にデブリの可能性がある付着物を、17日に圧力容器底部の様子を捉えた。