奈良県立民俗博物館(大和郡山市)の資料が増え、収蔵スペースが不足している問題があり、有識者による検討委員会は19日、収容資料を登録抹消する場合でも廃棄は最小限にした上で、他の施設に譲渡することや学校教育での活用を優先することなどを盛り込んだ方針案を取りまとめた。今後、文言調整して、知事に報告する見通し。
博物館の収蔵スペース不足は全国共通の課題。
県によると、博物館は1974年の開館当初、約7500点の資料を収蔵。高度経済成長期の生活様式の変化で民具が消滅する危機感を背景に収集量が増え、現在は他の施設も含めて4万5千点を保管している。施設老朽化で環境が悪化し、対策を講じるために検討委を設置していた。





