デパートやスーパーで、2027年春に入学する小学1年生向けのランドセル商戦が早くも始まった。25年春の入学者の平均購入価格は6万円超と15年前の約1・7倍まで上がっており、今商戦も値上がり傾向は続く。少子化で子ども1人にかけられる金額が増える中、原材料費の高騰や高機能化が背景にある。
新宿高島屋(東京)は18日に特設売り場をオープンした。人気ブランド「ポロ ラルフ ローレン」の商品(11万円)などが並び、売り場の平均では、昨年より2500円高い約7万6500円という。
早くに購入を検討する動きは「ラン活」と呼ばれる。東京都八王子市の女性(41)は「良いものを買ってあげたい」と、娘が気に入ったポロを購入しようかと思案していた。
業界団体「日本鞄協会ランドセル工業会」(東京)によると、25年春の入学者の平均購入価格は6万746円。15年前の3万5400円から7割上昇した。支払ったのは、祖父母が54・4%。1人の子どもにかける支出を惜しまない傾向が、購入価格を押し上げる。





