野生のニホンザルを見学できる各地の施設で、サルにも花粉症とみられる症状が出ている。人間と同じように目や鼻をこすったり、くしゃみをしたりする姿が今年も見られるようになり、職員らは「共感しながら、親しみをもって観察してほしい」と話している。
高崎山自然動物園(大分市)では2月下旬ごろから、鼻水を出したり、くしゃみをしたりするサルが現れ始めた。職員によると、山で確認されている760匹のうち、症状がみられるのは1割弱。山にはスギやヒノキが自生しており、花粉とみられる粉が舞うこともあったという。
嵐山モンキーパーク(京都市)と淡路島モンキーセンター(兵庫県洲本市)によると、両施設でも同様の症状が確認されている。淡路島モンキーセンターの延原利和センター長は、一部は目が開かなくなるほど症状が重かったとし「人間と違って薬はなく、花粉症の季節が“去る”のを待つしかない」と同情した。





