千葉県市川市の児童相談所に在職中、人手不足や長時間勤務による苦痛で退職せざるを得なくなったとして、元職員飯島章太さん(32)が、県に慰謝料など計約1200万円の支払いを求めた訴訟が23日、東京高裁で和解した。飯島さん側の代理人によると、適切な職員の配置や勤務体制の見直しを通して、労働環境の改善に努めるとしている。
和解条項には、解決金50万円の支払いも盛り込まれた。一審千葉地裁は、長時間勤務が常態化していたのに具体的な改善措置を取らなかったとして、県に計約50万円の支払いを命じていた。
和解成立後に東京都内で記者会見した飯島さんは「県がこれから前向きに約束を守っていくかを見守っていきたい」と述べた。






