一昨年の秋からスタートし、これまでに県内の公立・私立高校51校を紹介してきた「ぎふ高校研究」。各校の校長らにインタビューしてきた担当記者2人による座談会、後編のテーマは「高校再編」。岐阜県で再編は起きるのか? するならどんな再編になるのか? 高校を見ていると、わたしたちの社会は今、転換点を迎えていると思えるのです。(岐阜新聞デジタル独自記事です)
馬田泰州 1975年生まれ。岐阜新聞社メディアラボ室長。岐阜新聞デジタルのコンテンツ制作担当。岐阜北高校出身。入学式で先生が「君たちは大学入試まで1千日しかない」と言ったのが忘れられません。
西山歩 1980年生まれ。元岐阜新聞記者、現フリーライター。加茂高校出身。高校時代の友は永遠の友、仲良し4人組はママ友となり、今や飲み友です。
今回、岐阜県の高校の今後をテーマに記事を書きました。皆様の声をお寄せください。寄せられたコメントで記事作成を検討しています。(締切2026年3月31日)→こちらからご意見をお聞かせください!
◆中学校卒業予定者が4割減少
馬田 岐阜県の高校再編の議論は避けられないと思う。
西山 いきなり切り込みますね。その理由は?
馬田 主な理由は二つ。一つは少子化だ。岐阜県の中学校卒業予定者は今、約1万8千人いる。これが12年後の2038年には6千人減ると予測されている。4割近く減る計算だ。このグラフを見てほしいんだけど、右肩下がりでしょ?
西山 少子化が進んでいる現在からさらに4割減ですか。確かに、それだけ生徒の数が減れば、高校も現状維持というわけにはいきませんね。
馬田 2024年に岐阜県内で生まれた子どもは約1万人。僕らの少し上の世代である団塊ジュニアが生まれたころ、約50年前の岐阜県内の出生数は年3万5千人弱だから、3分の1以下になっているね。
西山 再編不可避と考えるもう一つの理由は?...







