原子力規制委員会は25日の定例会合で、三菱重工業などが開発する新型原発について、将来的な審査に向けた対応方針を了承した。事故時の水素爆発を防ぐための排気設備「フィルターベント」の設置を、既存の原発と同じく規制基準の中で求める。規制の対象から外れる「自主設備」にするとした開発側の案は受け入れなかった。

 新型原発「SRZ―1200」は「革新軽水炉」とも呼ばれる。規制委は2024年から、電力会社を含む開発側との意見交換会を計7回開催。開発側は、新型では重大事故対策の設備を充実させたとして、フィルターベントのほか、注水などで使う可搬型の設備を自主的に導入する考えを示していた。