ボンディ米司法長官(右)とトランプ大統領=2025年2月、ホワイトハウス(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は2日、パム・ボンディ司法長官の解任を交流サイト(SNS)で発表した。少女らの性的人身売買罪で起訴され自殺した富豪エプスタイン氏の疑惑への対応や、トランプ氏が政敵と見なす相手の刑事責任追及が不十分だとして指導力に不満を募らせていたと報じられていた。事実上の更迭とみられる。

 第2次トランプ政権の閣僚解任は、強引な不法移民取り締まりに批判が高まり、3月に更迭されたノーム前国土安全保障長官に次いで2人目。

 野党民主党は11月の中間選挙に向け、トランプ氏とエプスタイン氏の交友関係を攻撃材料の一つとしている。追及はやまず、与党共和党内からもボンディ氏が初期対応を誤ったとの批判が出ていた。

 トランプ氏はSNSで、ブランチ司法副長官が長官代行として職務を引き継ぐと説明。

 ボンディ氏は元フロリダ州司法長官。トランプ氏の弾劾裁判で弁護団に参加し、忠臣として知られてきた。エプスタイン氏の資料開示を巡る司法省の対応について、今月14日に下院監視・政府改革委員会で証言するよう命じられていた。