長野県警は人材確保策の一環として、2026年度の採用試験で、プロスポーツや実業団の選手に限定した採用枠を新設する。山梨県警は中途採用者向けに“飛び級”を導入。より給与水準の高い民間企業との競争や都市部への人材流出で地方警察の志願者獲得が厳しくなる中、新たな一手としたい考えだ。
スポーツ枠は、プロリーグの選手として報酬を得ていた人や、企業とスポンサー契約を結び全国レベルの大会に出場経験のある人らが対象で、募集は若干名。現役か元選手かは問わない。27年4月1日時点で35歳以下などの要件がある。
長野県警の長瀬悠警務部長は「スポーツ選手は規律を守ることや仲間との連携に優れ、警察官に高い適性があると考えられる」と期待を込める。
山梨県警は26年度の選考で、民間企業などで5年以上勤務経験がある人を「巡査部長」階級からスタートさせる制度を導入。全国初の飛び級という。
受験者数が10年前から半分以下に減少している静岡県警も26年度の採用試験から、35歳だった中途採用の上限年齢を40歳に引き上げる。









