―デジタル版を含め、新聞を読む機会はありますか。
気になったニュースや調べたいことがあるときは、新聞のデジタル版を読むことが多いです。ページに表示される関連記事から新しい情報にたどり着くこともあり、自分が知りたいことを追求できるのがいい。スマートフォンでも読みやすい。新聞を読んだことがない人は、まずデジタル版から触れてみるのもいいと思います。
―大友さんが実践されている新聞の読み方や活用法は。
幅広い視点で情報を集めたいという思いがあり、一つのニュースでも記事はできるだけ読み比べるようにしています。気になることが多くてどんどん調べたくなる性格なんです。時事ニュースを扱うテレビ番組に出演するときは、デジタル版を活用しながら、ノートに情報をまとめて整理することもあります。
―日ごろどのように情報収集をしていますか。
情報収集には交流サイト(SNS)やテレビも活用しています。SNSの投稿には発信者の考え方が反映されていると感じるため、投稿の背景を意識しながら、なるべくフラットな目線で受け止めるようにしていますね。
得た情報の理解を深めるには人と会話をすることが一番だと思います。相手の意見に耳を傾けながら議論すると、知識を深めることができ、記憶にも残りやすいですよね。
―新聞から得た情報が仕事に役立つ場面はありますか。
どんな知識も、一つ一つの言葉も全て大切なものだと思っています。ニュース番組の出演にはもちろん役立つし、お芝居に向き合う時も過去の事件や人物を知ることは想像を広げる材料になる。ニュースという共通の話題があれば、仕事や現場で出会う人との会話も弾みます。
―最近気になるニュースはありますか。
特に人工知能(AI)を巡るニュースが気になります。映像や画像を誰でも手軽に作れる時代になり、これから先、AIが発展して自分や社会にどんな影響が及ぶのかを考えるようになりました。
ニュースを見るとき、人は自分に関係がある話題に目を向けがちだと思います。ただ、例えば「野菜が高い」「最近暑い」など事象の背景は世界情勢や経済の動きとリンクしていて、世界で起きている出来事が自分と無関係であることはほとんどないんです。
ニュースを勉強し始めてから、身近な物事を原因まで深掘りできるようになったと思っています。社会の変化を知ることは、自分が何を学ぶべきかを考えて準備するきっかけになる。早い段階から広い視野で物事を見ることは、将来の選択肢を広げることにもつながります。
―新聞を若い世代に読んでもらうためには何が必要だと思いますか。
紙の新聞は文字がぎゅっと詰まり過ぎている印象があります。私は本を選ぶとき、表紙を見て「ジャケ買い」することがあります。新聞も、もっと余白のあるデザインにすると「ちょっと読んでみよう」となるのではないでしょうか。
その点、新聞のデジタル版は読みやすいと感じています。「ちょっと硬そう」「読むのにお金がかかるんだろうか」と抵抗感を抱く人もいるかもしれません。でも、会員登録するだけで気軽に楽しめる記事が豊富にある。先入観を取り払って、さまざまな記事に触れてほしいですね。
おおとも・かれん 1999年生まれ。群馬県出身。2021年まで中高生向け雑誌「Seventeen」(集英社)で専属モデルとして活動。短編小説集「ハナコイノベル。」(同)が25年に発売された。26年2月公開の映画「教場 Requiem」に出演。4月放送開始のドラマ「あざとかわいいワタシが優勝」(TOKYO MX)で主演を務める。
この記事は春の新聞週間に合わせて、日本新聞協会の会員新聞・通信・放送社が共同制作したものです。

















