破壊された米国の航空機とされる残骸。イラン革命防衛隊は、米軍の乗員救出作戦中にイラン・イスファハン州で破壊と主張した(5日公開のソーシャルメディアから、ロイター=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は5日、イランで撃墜後に行方不明になった米軍のF15E戦闘機の乗員救出作戦を巡り、乗員が米軍に無線で送ってきたメッセージが「イスラム教徒が言いそうな言葉」だったため、イランが「わな」を仕掛けているのではないかと懸念していたと述べた。ニュースサイト、アクシオスのインタビューに答えた。

 乗員はレーダーや兵器システムの操作を担当する大佐。アクシオスによると、イラン領内で墜落された後、操縦士は数時間後に救出されたが、大佐はイランの山中に潜伏。米軍に「神は素晴らしい」とメッセージを送信したという。

 連絡を受けた米軍は、大佐がイランの捕虜となり、米軍をおびき寄せるため偽メッセージを送った可能性を疑った。その後、捕虜になっていないことを確認し、4日に救出作戦を実行した。大佐は信仰心が厚いことで知られていた。

 トランプ氏は作戦に特殊部隊の約200人が参加し、イスラエル軍とも協力したと説明。イラン軍は携帯式ミサイルでF15Eを撃墜したといい、「イランは運が良かっただけだ」と強がった。