岐阜県美濃加茂市内の緑地斜面の雑草を食べて除草する「ヤギさん除草隊」が8日、同市中部台のさくら広場で本年度の仕事始めをした。ヤギが歩きながら草を食べる姿が、春の風物詩として市民らの目を楽しませている。
スマホ見せてグルメ・買い物お得に 岐阜新聞デジタルクーポン除草作業にかかる経費を削減する社会実験として2012年度から始まり、毎年春に始動する。ヤギによる除草に取り組む農業生産法人フルージック(同市本郷町)に市が委託し、本年度は緑地公園や道路沿いの市有地など計6カ所で、11月末まで112日間活動する予定。
除草費用は人力の3分の2程度に抑えられ、雑草の焼却処分で排出される二酸化炭素(CO2)も削減でき、ふん尿は樹木の肥料になるなど、環境に優しい取り組み。
初日は2~13歳の30頭が出勤。緑地斜面を歩き回り、クローバーやタンポポ、カラスエンドウなどを一心不乱に食べ、時折「メェ~」と鳴き声を上げる。フルージックの渡辺祥二代表(55)は「今季初めて生の草を食べ、うれしそうだ。桜が咲く頃の春の風物詩として市民に親しまれており、今後も続けていきたい」と話す。
(土屋健一)










