米テキサス州の原油関連施設=2016年6月(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米労働省が14日発表した3月の卸売物価指数は、前年同月より4・0%上昇した。エネルギー高が響き、伸び率は2月の改定値3・4%から拡大。2023年2月以来、3年1カ月ぶりの高水準を付けた。市場予想の4・7%程度は下回った。モノが4・9%、サービスは3・7%上がった。

 2月末に始まった米イスラエルとイランの交戦を受けて、原油価格などが高騰。輸送コストなどの上昇も見込まれる中、企業が幅広く値上げに動くかどうかに注目が集まっている。

 モノのうち食品は1・6%、エネルギーは11・2%それぞれ上がった。変動が激しい食品とエネルギーを全体から除いたコア指数の上昇率は3・8%で、市場予想の4・2%程度を下回った。

 卸売物価指数の前月比(季節調整済み)は0・5%上昇した。モノは1・6%上昇、サービスは横ばい圏だった。コア指数は0・1%上がった。