【イスタンブール、ワシントン共同】イラン革命防衛隊は17日、レバノン停戦が発効したのを受け、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の「新たな規則」を発表した。通航できるのは許可を受けた商船のみで、指定した航路を通ることが必要とした。これに先立ち、アラグチ外相は全ての商船にイラン側が設定した航路を「全面的に開放する」と表明していたが、自由な航行が実現するかどうかは不透明だ。

 トランプ米大統領は17日、交流サイト(SNS)で海峡が「完全に開放された」と主張しつつ、米軍によるイランの港湾封鎖については、戦闘終結の合意が結ばれるまで「全面的に継続される」と説明。イラン外務省のバガイ報道官は17日、国営テレビに、海峡は依然としてイランの監督下にあると強調し、米国が海峡の封鎖を続けるならば「対抗措置を講じる」と警告した。

 革命防衛隊に近いタスニム通信は、アラグチ氏の表明を「不適切だ」と批判し、米国の封鎖が解除されない限り「1隻たりとも通過を許してはならない」と訴えた。