安達結希さんの遺体が遺棄された現場付近に供えられた花や飲み物など=22日、京都府南丹市

 京都府南丹市で市立園部小の安達結希さんの遺体が遺棄された事件は、死体遺棄容疑で父親の安達優季容疑者が逮捕されてから1週間。地域に動揺が広がる中、遺体の発見現場近くの献花台には追悼の花や菓子があふれんばかりに供えられた。学校側は児童の安全確保と心のケアに当たっている。

 結希さんは3月23日に行方不明となった。園部小では警察官やボランティアらによる登下校の見守りを強化。容疑者の逮捕後も継続している。

 捜査関係者によると、結希さんは携帯電話を持っておらず、位置情報を基にした捜索ができなかった。市教育委員会によると、保護者の要望を踏まえ、原則禁止だった携帯電話やGPS機能付き携帯端末の持参を4月から認めた。

 児童や教員の精神的ショックに対応するため、学校に1人だったスクールカウンセラーを2人に増やした。15日から連日配置し、児童らの相談に乗っているという。

 捜査関係者によると、容疑者は逮捕前の任意聴取に「車で小学校まで送っていったが、そのまま市内の別の場所に連れて行き殺害した」という趣旨の供述をしている。