山田俊洋署長から感謝状を受けた川瀬真一郎さんと敦子さん=関署

 岐阜県警関署は26日、用水路に転落した高齢女性を発見し、迅速な対応で救助につなげたとして、関市の会社員川瀬真一郎さん(53)と妻でパート敦子さん(54)に署長感謝状を贈った。

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 夫妻は先月28日、午後7時40分ごろ、同市辻井戸町をウオーキングしていて、暗闇から「助けて」との声を聞いた。周辺に人けはなく、不思議に思ったが「家に閉じ込められている人の声かもしれない」と近くを探すと、用水路から声が聞こえ、転落して動けない高齢女性を見つけた。真一郎さんは引き上げようと用水路に降りたが、女性は足にけがをしており、消防などの救助を待つのが賢明と判断。女性の体を起こして支えた。この間、敦子さんは110番と119番をした。救急車が到着するまで、真一郎さんは「安心してください」と声をかけ続けた。女性は命に別状はなかった。

 用水路は高さ1・3メートルと深く、日没後で暗く発見は困難な状況で、朝晩は気温も低いため、一晩たっていたら、命の危険があった。

 贈呈式では山田俊洋署長から2人に感謝状が手渡された。夫妻は「偶然この道を通った。早めに見つかり助かって良かった」と話し、山田署長は「てきぱきと冷静に動いてもらえたおかげ」とたたえた。