12日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(382回債、表面利率2・4%)の利回りが上昇し、一時2・545%を付けた。日本相互証券によると、1999年2月以来、約27年3カ月ぶりの高水準。

 米国とイランの戦闘終結に向けた交渉を巡る不透明感が強まり、米原油先物価格が上昇。原油を中東産に依存する日本国内でインフレが進み、日銀が早期の利上げに踏み切るとの見方から、国債が売られて利回りが上がった。

 長期金利の上昇は企業活動の停滞や、住宅ローン金利の負担増につながりかねない。一方、預金で受け取れる利息が多くなる利点も見込める。