皇族数確保策に関する全体会議終了後、記者会見する森衆院議長=15日午後、衆院議長公邸

 衆参両院は15日、皇族数確保策に関する全体会議を衆院議長公邸で開いた。中道改革連合が意見表明し、全13党派の見解が正式に出そろった。森英介衆院議長は、月内にも衆参正副議長で「立法府の総意」の案を取りまとめ、各党派に提示する方針を表明した。「めどが立った段階で、来週以降に速やかに改めて全体会議を開き、意見をもらう」と言明。今国会中に皇室典範改正を目指す考えを重ねて示した。

 政府の有識者会議が示した主要2案のうち、特に「皇統に属する男系男子の養子縁組を認める案」に対する評価が分かれており、取りまとめ案を策定できるかどうかが焦点となる。

 森氏は「私としては今国会中に皇室典範改正までこぎ着けたい」と述べた。

 自民党と日本維新の会の与党や、国民民主、参政、公明各党などは主要2案に賛同する。与党は1947年に皇籍離脱した旧11宮家を対象とする養子案を「第一優先」に掲げる。一方、中道は国民の理解を得るべく、養子案の要件と手続きの制度設計を慎重に進めるよう要請。立憲民主党は極めて慎重な検討が必要だと主張している。