羽柴(豊臣)秀吉と徳川家康が相対した「小牧・長久手の戦い」の主戦場とされる長久手古戦場(愛知県長久手市)に体験型の記念館がオープンした。臨場感あるシアターやプロジェクションマッピング、デジタル技術を駆使した火縄銃の射撃体験が人気を集めている。
戦いは、1584年3月に勃発。織田信長の死後、天下統一を目指す秀吉の軍と、信長の次男・信雄と家康による連合軍が尾張(現在の愛知県西部)を中心に、複数箇所で半年以上にわたり、激戦を繰り広げた。秀吉優位で講和に至ったが、長久手では家康が勝利するなど地力を示した。
記念館のシアタールームは、迫力あるアニメーションと音響が特徴。戦いの全容を壁3面に映し出す。戦場の地形を再現した模型には、時系列に沿って両軍が進む様子をプロジェクションマッピングで投影。ゲーム感覚で火縄銃の射撃を楽しめるほか、武将たちのかぶとや陣羽織を身に着けて写真も撮れる。
愛知県立芸術大(長久手市)が復元模写した「長久手合戦図屏風」(原本は名古屋市の徳川美術館所蔵)も公開している。









