21日、記者会見するハンガリーのマジャル首相=ウィーン(ゲッティ=共同)

 【ブリュッセル共同】ハンガリーのマジャル首相は22日、オルバン前政権が決定した国際刑事裁判所(ICC、赤根智子所長)からの脱退を撤回すると明らかにした。自身の交流サイト(SNS)に投稿した。国際協調を重視する欧州連合(EU)と対立し、強権的と評された前政権からの政策転換を象徴する動き。

 ハンガリーは現時点ではICC加盟国だが、脱退意向を国連に正式に通告済みで、6月2日にICC脱退が発効する予定だった。脱退すれば、EUで唯一のICC非加盟国となっていた。

 オルバン前首相は昨年4月、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を巡りICCの逮捕状が出ているイスラエルのネタニヤフ首相の訪問を受け入れ、拘束はしなかった。