【エルサレム、イスタンブール共同】イスラエルのネタニヤフ首相は25日の動画声明で、交戦を続けるレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラへの「攻勢を強化する」と表明した。米政府当局者は25日、責任はヒズボラ側にあるとし容認する姿勢を示した。米国とイランはレバノンを含む全ての戦線での戦闘終結を議論しており、イスラエルの攻撃の規模次第で交渉に影響する可能性がある。
対イラン攻撃の継続を訴えるイスラエルは米イランの交渉の進展を強く警戒している。攻勢強化は軍兵士の死者増加を受けた措置としている。
イスラエルとヒズボラは3月2日に交戦を再開。米政権の仲介でレバノン停戦は4月17日に発効したが、応酬は続き、ヒズボラの無人機攻撃などによるイスラエル軍兵士の死者は23人に上る。
イスラエルの有力民放「チャンネル12」によると、イスラエル軍は兵士の被害を回避するため、レバノン南部に駐留する部隊の縮小を始めた。ネタニヤフ氏はヒズボラを「徹底的に攻撃する」と動画声明で強調した。
レバノン保健省によると、交戦再開後のレバノン側の死者は3185人となった。









