【ワシントン、テヘラン共同】トランプ米大統領は27日の閣議で、イランとの戦闘終結に向けた交渉で焦点となっているエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡について「国際水域であり、どの国も支配することはない」と述べ、イランの影響力行使は認めないと重ねて表明した。米国とイスラエルがイラン攻撃に踏み切ってから28日で3カ月。戦闘終結の前段階とする覚書締結へ協議が続く中、海峡を巡る隔たりは依然埋まっていない。
イラン国営テレビは27日、米軍によるイラン港湾封鎖解除の見返りとして海峡の通航を正常化することや、イランと対岸のオマーンによる通航管理などが覚書の草案に含まれていると報じた。イラン側の要求を反映したものとみられ、米政府は否定した。
トランプ氏はホワイトハウスで閣議を主催し、イランとの協議について「満足できる段階に至っていない。合意は完璧でなければならない」と強調。現時点で制裁解除は協議していないと主張し「イランが適切に行動すれば(凍結した)資金を返還する」と説明した。








