強盗殺人事件現場の住宅を警戒する警察官=17日、栃木県上三川町

 栃木県上三川町の強盗殺人事件で、事件を主導したとして逮捕状の出ている40代の男が、事件で使われたとみられるバールを神奈川県内で購入していたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。男は事件後に出国。栃木県警は、強盗殺人容疑で逮捕された少年4人の指示役とされる横浜市の男(28)と、事件前からつながりがあったとみて調べている。

 捜査関係者によると、逮捕状の男は、少年らの指示役とされる竹前海斗容疑者に、秘匿性の高い通信アプリで指示を出していたとみられる。少年の一部は「数百万円の報酬が約束されていた」との趣旨の供述をしているといい、県警は裏付けを進めている。

 現場周辺からはバールの他、凶器とみられる刃物なども見つかった。少年側からはバールや刃物を竹前容疑者側から渡されたとの供述が出ている。竹前容疑者と、妻の美結容疑者(25)は容疑を否認している。

 事件は14日に発生。69歳女性が自宅で殺害され、長男と次男も負傷した。