秦皇島港工業観光ゾーン東港地区・粤海ロングコーズウエー

 

AsiaNet 201560 (0086)

 

【秦皇島(中国)2026年6月1日新華社=共同通信JBN】渤海湾の要衝に位置する秦皇島は、100年以上の歴史を持つ港湾の遺産を生かし、伝統的なエネルギー港からスマートかつ統合的な港へと見事に転換しました。渤海沿岸の主要なハブ都市として、この北方の港湾都市は港湾の変革を原動力とし、インテリジェント製造に支えられ、産業構造の最適化を継続的に進めて経済・貿易の潜在力を解き放っています。

 

秦皇島港は、低炭素とインテリジェント転換を徹底的に推進し、100年の歴史を持つ石炭港のグリーン転換を達成しました。同港は「One Center, Three Platforms(1つのセンター、3つのプラットフォーム)」スマート管理モデルを確立し、ドライバルク貨物の業務を「有人」から「無人」へと全面的に高度化しました。同港は石炭荷揚げ作業に「5段階粉塵抑制方式」を先駆的に導入し、総合的な排水処理システムを構築したほか、陸上電源や太陽光発電などのクリーンエネルギーの利用を積極的に推進し、グリーン電力の調達比率を高めました。その結果、同港の環境品質は継続的に改善され、国内初の「5つ星」グリーン港湾エリアの称号を獲得しました。また、中国で初めて「4つ星」スマート港湾の現地評価に合格したドライバルク貨物ターミナルとなり、産業港と美しい沿岸湾の調和のとれた共存に向け、大きく前進しました。

 

秦皇島港の効率的で環境に配慮した運営は、エネルギー物流の様相を一新しただけでなく、秦皇島のハイエンド製造業が世界の市場とつながることをも力強く支えています。現地の有力企業は中国製造業の強さを体現しています。CITIC Dicastalは、ドイツや米国の主要自動車ブランドを含む、世界の一流自動車メーカーに軽量アルミニウム部品を供給しています。創業100年のYaohua Glassは、国内トップクラスかつ世界クラスの新しいガラス製品や中核技術を数多く独自開発し、同社の製品は欧州、東南アジア、南米を含む100近くの国・地域に輸出されています。China Railway Shanhaiguan Bridge Groupは複数の国で大規模な橋梁プロジェクトを手掛け、ハイエンド鉄骨構造物を海外に輸出しています。こうした強固な産業チェーンは、秦皇島がグローバルな産業環境に深く組み込まれることを後押ししています。

 

秦皇島市は、経済貿易交流の促進に加え、文化スポーツ交流の推進においても一貫してその役割を強化し、国際的なコミュニケーションチャンネルを絶えず拡大してきました。沿岸部という立地を生かし、同市は定期的に国際的なセーリング大会やローラースケート大会を開催し、多くの国からアスリートが参加しています。また、他国との文化、観光、経済交流を深め、国境を越えた協力のプラットフォームを構築し、人的・文化的な交流やビジネス交流を促進しています。

 

ソース:Qinhuangdao City Integrated Media Center