和紙の花が巻き付けられた「しない」を取り付ける美濃花みこし連のメンバー=美濃市相生町
おはやしの稽古を重ねる広岡町の住民=美濃市広岡町

 3年ぶりの花みこしへ準備着々-。美濃市中心部のうだつの上がる町並みで3~5日、「美濃まつり」の呼び物「花みこし」や、世相を風刺した即興劇「流し仁輪加(にわか)」を楽しむイベント「GWを盛り上げよう in うだつの町並み」が開かれる。1日は、当日にみこしを担ぐグループ「美濃花みこし連」のメンバーが組み立て作業に取り組んだ。

 美濃まつりは、市中心部の八幡神社の例大祭。例年は4月に行うが、コロナ禍に伴い3年連続で中止している。イベントは、伝統文化継承などのため市観光協会の主催で初めて開催。神事などは行わないが、花みこしと仁輪加、山車の展示で町並みを盛り上げる。

 1日は、花みこし連のメンバー約15人が美濃市相生町の倉庫で作業。男性(78)=俵町=が制作したみこしに、ピンク色に染めた和紙の花を巻きつけた竹製の棒「しない」約250本を取り付けた。男性(73)=殿町=は「きれいなみこしに仕上がった。3年間、祭りが何もないのは寂しい。楽しみにしている人のためにも当日は盛り上げたい」と話した。

 流し仁輪加には、広岡町、相生町、俵町の3町が出演。広岡町では子どもたちが毎晩のように稽古を重ね、大人もおはやしの練習に打ち込んでいる。俵町の代表を務める梅村佳史さん(51)は「来年以降の祭りにつなげたい」と話す。

 3日は午前10時のセレモニーに続いて花みこし1基、子どもみこし1基が町並みに繰り出し、午後2時も大人のみこしが練る。流し仁輪加は午前11時30分と午後1時からの2回行う。