東京・霞が関の検察庁

 元大阪地検検事正が準強制性交罪に問われた事件を巡り、平口洋法相は5日の閣議後記者会見で、本年度中に検察庁の全職員を対象にハラスメント調査を実施する予定だと明らかにした。職場環境の改善に向けた取り組みの一環という。

 被害女性が求めている第三者委員会の設置については「関連する刑事事件が公判中の状況では、司法権の独立の観点から問題が生じ得るため、極めて慎重に判断する必要がある」とした。

 起訴状などによると、元検事正の北川健太郎被告(66)は在職中の2018年9月、検事正としての影響力を及ぼし得る立場にあることに乗じ、大阪市内の官舎で酒に酔って抵抗できない状態の女性に性的暴行をしたとされる。