亡き妻の味を引き継ぎ、カフェ「手風鈴」をオープンした新井和宏さん=5月、高山市本町
旧店舗に立つ在りし日の新井洋子さん=高山市有楽町(新井和宏さん提供)

 「愛する妻の守ってきた味を残したい」。高山市新宮町の自動車小売業の新井和宏さん(66)が、2年前に亡くなった妻洋子さんのカフェを引き継ぎ、同市本町に「手風鈴(てふうりん)」を今年3月に開業した。洋子さんが営んだ店舗「手風琴(てふうきん)」(同市有楽町)の雰囲気を残し、看板メニューだった本場フランス式のクレープも提供。こだわりの妻の味を忠実に再現している。

 手風琴は元々、同市上三之町で別のオーナーが経営していたカフェで、洋子さんは従業員として30年ほど勤めていた。店舗は2017年に閉店したが、洋子さんが店舗名を引き継ぎ、同年に有楽町に移転オープンした。

 新店舗が軌道に乗る中、...