西濃運輸×明治安田生命=1回表2死二、三塁、左越えに2点二塁打を放つ野崎=大垣北公園

 社会人野球の第74回JABAベーブルース杯争奪全国大会は2日、大垣北公園と長良川球場で開幕し、予選リーグ6試合を行った。県勢で、B組の西濃運輸は明治安田生命(東京)に12-5で大勝した。

 西濃運輸は一回に野崎大地の2点二塁打などで4点を奪い、五回まで毎回得点。中盤に反撃を受けたが、打ち勝った。

 第2日は3日、両球場で予選リーグ6試合を行う。西濃運輸は試合がなく、次戦は第3日の4日、長良川球場の第2試合(午前11時30分開始予定)で東邦ガス(愛知)と対戦する。

【西濃運輸12-5明治安田生命】

 西濃運輸が先発全員安打で打ち勝った。

 一回に浦岡の適時打、野崎の2点二塁打などで4点を先行。二回は福山がソロを放ち、五回まで毎回、加点した。野崎が4安打5点の活躍。守備は4併殺を奪い、14安打を許した投手陣をもり立てた。

 ▽予選B組
西濃運輸(1勝)
 411130002=12
 000211100=5
明治安田生命(1敗)
[本塁打]福山(西)鈴木(明)
▽三塁打 丹下(西)▽二塁打 野崎、城野2、浦岡、北野(西)福岡(明)▽暴投 鈴木(西)

◆好球必打、初回一挙4点

 一回、いきなり迎えた1死満塁の絶好機。「ミートできるように」。西濃運輸の5番浦岡真也はバントの構えで打席に立った。投球動作に合わせてバットを引いて、4球目を三塁方向に打ち返す。前日の雨の影響が残るグラウンドで、打球は球足を失って先制の適時内野安打になった。

 続く新人の城野達哉が初球を中前にはじき返して追加点をもたらした。さらに主将の野崎大地は左越えの2点二塁打。一挙4得点。早々に相手エースを攻略した。

 3人とも“バスター打法”だった。野崎は、三回に右前に鋭く放った適時打もそう。12点のうち、チームは7点をバントの構えから打ちにいって、もぎ取った。

 チャンスで立った打者たちが、代わる代わる試みた。「しっかり捉えにいく、コンパクトに振る意識」と野崎は狙いを話す。好球必打に徹するため、キャンプから取り組んできた。「そのままバントもある。相手も構えをしているだけで警戒すると思うので、相乗効果もある」と加える。

 今季から指揮を執り、新風を吹き込む佐伯尚治監督は「いろいろ意図はあるが、企業秘密」とけむに巻いた。バントや盗塁も絡め、試行錯誤してオープン戦でもなかった大量得点で好発進。「点数を重ねても集中力を切らさずにしっかり打ってくれた」と目を細めた。

 ▽予選A組 
日立製作所 5-3 ホンダ鈴鹿
(1勝)      (1敗) 

日本製鉄東海REX 2-1 JFE西日本       
(1勝)           (1敗) 

 ▽同C組
JR東海  4-1 ロキテクノ富山
(1勝)       (1敗)           

鷺宮製作所 3-2 三菱自動車岡崎
(1勝)       (1敗)

 ▽同D組
日本製鉄かずさマジック 9-5 ジェイプロジェクト
 (1勝)            (1敗)