社会人野球の第74回JABAベーブルース杯争奪全国大会は5月1日、長良川球場と大垣北公園で開幕する。16チームが4組に分かれて総当たりのリーグ戦に臨み、各組1位による決勝トーナメント(準決勝、決勝)が最終日の5日に長良川球場で行われる。優勝チームには日本選手権(10月30日開幕・京セラドーム大阪)出場権が与えられる。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」岐阜県勢の西濃運輸のほか、日立製作所(茨城)、日本製鉄かずさマジック(千葉)など北海道から中国地区連盟の計16チームが出場する。西濃運輸はリーグ戦で明治安田生命(東京)と、昨年の都市対抗大会と日本選手権でいずれも8強の東邦ガス(愛知)、信越硬式野球ク(長野)と対戦する。
2年ぶりに開催された昨年は新型コロナウイルスの影響から無観客だったが、今年は観客を入れて実施される。
◆走塁意識改革で攻撃の幅広がる
「足を使う攻撃はあまりやっていなかったので、伸びしろがある」。今年から指揮を執る佐伯尚治監督の下、取り組んでいるのが走塁への意識改革だ。
3年ぶり38度目の都市対抗本大会を決めた昨秋の東海地区2次予選は、7試合で犠打飛が計25個。手堅く攻める攻撃が目立った。新監督は「大事な試合でそうなるのは当然」としながらも、「見ている人も楽しいだろうし、チームが盛り上がる」と果敢な走塁を求めて新たな色を出そうとする。
春先のオープン戦では、チームで1試合3盗塁を目指したことも。「リスクを背負って点を取りにいくべき時はある。いきなりやれと言われてもできない」。企画数は確実に増えており、意識は高まっている。
足を絡めた攻撃は、盗塁にとどまらない。「相手に、打者だけに集中させない」と主将の野崎大地。リードなどで塁上から相手投手にじわじわと重圧をかけることで「投手と打者が1対1にならないように。2対1で攻める意識を持っている」と語る。
右下手の技巧派投手として活躍し、2014年の都市対抗初優勝時には最優秀選手賞の橋戸賞を獲得した佐伯監督。「相手が嫌がることを考えて投げていた。今度は攻撃で仕掛けるようになっただけ」とさらりと言う。
ベーブルース杯から2週間後の20日からは、都市対抗の東海地区2次予選が始まる。ライバルも多く出場して前哨戦ともいえるが、野崎は「日本選手権の出場権を取りにいく一つの大会。結果で市民を喜ばせ、結果的に都市対抗予選の弾みになれば」と必勝を期した。








