モーター大手のニデックは18日、京都市内で定時株主総会を開いた。創業者永守重信氏が代表取締役を辞任後、初めての開催。不正会計や品質問題で経営が揺れる中、岸田光哉社長は「深くおわび申し上げる」と謝罪した。ガバナンス(企業統治)強化に向けた「脱永守」体制への移行が焦点となる。
ニデックは東レ元副社長ら社外9人を含む取締役候補者12人の選任を提案し、刷新を図るため11人が新任。他にも永守氏が務めていた役職「グローバルグループ代表」を定款から削除することなど計5議案。
不正会計を巡っては、2025年9月に第三者委員会を設置。今年3月に公表した報告書では、多数の不正を認定し、永守氏の業績目標達成への圧力が問題を引き起こしたと指摘した。永守氏は調査中の25年12月に代表取締役グローバルグループ代表を辞任。その後に就いた名誉会長も今年2月に退いた。
今年5月には顧客に無断で設計を変更するなど品質に関わる不適切行為の疑いが千件超発覚した。










