ウィレムアレクサンダー国王夫妻主催の晩さん会に出席された天皇、皇后両陛下=17日、アムステルダム(宮内庁提供・共同)

 【アムステルダム共同】アムステルダム王宮で17日に催された晩さん会で、天皇陛下は戦争に向き合い、語り継ぐ大切さをスピーチに込められた。ウィレムアレクサンダー国王も同じ思いを口にし、互いの深い信頼が浮かんだ。陛下は王室と長年育んできた親交をエピソードを交えて紹介し、出席者からは温かな笑みがこぼれた。

 18分間のスピーチの冒頭、陛下はこれまでの交流を振り返った。1984年に初めてオランダを訪れた際、ベアトリックス前女王(88)や国王らと女王専用ヨットで湖をセーリングしたことを挙げ、2006年に長女愛子さまを伴った静養は「今でも忘れられない思い出」と語った。