全般気象解説情報(台風第7号)(第8報)
2026年6月26日4時57分
気象庁発表
台風第7号は、暴風域を伴って南西諸島にかなり接近しており、27日には西日本から東日本の太平洋側に接近する見込みです。また、27日は台風第8号が東日本太平洋側にかなり接近するでしょう。南西諸島では、暴風に厳重に警戒し、東日本太平洋側でも暴風に警戒してください。南西諸島、西日本、東日本太平洋側では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、うねりを伴う高波に警戒してください。沖縄地方では線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。
台風第7号は、26日4時には久米島の北北西にあって、1時間におよそ20キロの速さで北北東へ進んでいます。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで中心の南東側110キロ以内と北西側75キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。 台風第7号は、暴風域を伴って南西諸島にかなり接近しています。台風第7号は、今後次第に進路を東よりに変えながら速度を上げ、27日には西日本太平洋側や東日本太平洋側に接近するでしょう。また、台風第8号が日本の南を北上しています。台風第8号の進路はこれまでの予想より西よりとなり、27日は東日本太平洋側にかなり接近し、上陸する可能性もあります。その後、2つの台風は、日本の東で温帯低気圧に変わる見込みです。 さらに、前線が、東シナ海から西日本や東日本太平洋沿岸を通って、日本の東にのびており、ほとんど停滞しています。 台風第7号と台風第8号が持ち込む暖かく湿った空気の影響や、前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、27日にかけて、南西諸島と西日本から東日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
[風の予想]
南西諸島では、猛烈な風が吹くでしょう。
26日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
九州南部・奄美地方 25メートル(35メートル)
沖縄地方 30メートル(40メートル)
27日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
九州南部・奄美地方 23メートル(35メートル)
関東甲信地方 25メートル(35メートル)
東海地方 23メートル(35メートル)
近畿地方 23メートル(35メートル)
四国地方 23メートル(35メートル)
[波の予想]
南西諸島、西日本太平洋側、東日本太平洋側では、うねりを伴い大しけとなるでしょう。
26日に予想される波の高さ
九州南部・奄美地方 7メートル うねりを伴う
沖縄地方 7メートル うねりを伴う
27日に予想される波の高さ
九州南部・奄美地方 5メートル うねりを伴う
沖縄地方 5メートル うねりを伴う
関東甲信地方 6メートル うねりを伴う
東海地方 6メートル うねりを伴う
近畿地方 6メートル うねりを伴う
四国地方 5メートル うねりを伴う
[雨の予想]
南西諸島、西日本や東日本太平洋側を中心に激しい雨や非常に激しい雨が降って大雨となる所があるでしょう。
26日6時から27日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 150ミリ
東海地方 200ミリ
近畿地方 200ミリ
中国地方 100ミリ
四国地方 200ミリ
九州北部地方 120ミリ
九州南部・奄美地方 180ミリ
沖縄地方 200ミリ
その後、27日6時から28日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 200ミリ
東海地方 300ミリ
近畿地方 100ミリ
東北地方 100ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
[防災事項]
南西諸島では26日は、飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転するおそれもある猛烈な風が吹く見込みです。不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してください。東日本太平洋側でも、暴風に警戒してください。また、南西諸島では26日は、西日本太平洋側と東日本太平洋側では27日は、大しけとなるでしょう。うねりを伴う高波に警戒してください。 南西諸島と西日本では26日は、東日本太平洋側では27日は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。 次の「全般気象解説情報(台風第7号)」は、26日11時頃に発表する予定です。




