ウクライナ最高会議(議会)人権委員会のドミトロ・ルビネツ全権代表が27日までに共同通信のインタビューに応じ、ロシアの侵攻を受けるウクライナから欧州各国に避難した子ども300人以上の帰国許可が得られない状態にあると明らかにした。子どもの代理人らが帰国を求めても、滞在国の当局は攻撃で子どもの安全が脅かされるなどと説明しているという。
ルビネツ氏はイタリア、オーストリア、ドイツ、スペインで帰国が認められない事例があると指摘。避難した子どもを保護対象にしたり養子縁組させたりしようとするケースがあるとしている。
子どもに危険が及ぶ可能性に関し、具体的な状況の説明はなく、子どもと保護者の再会や連絡が妨げられるという問題の報告があるとした。(キーウ共同)
子どもの代理人やウクライナの行政機関が各国の裁判所に対し、不服申し立てをしているものの認められず「裁判所が子どもの帰国を阻止している」と批判。国連の「児童の権利に関する条約」に対する「直接的な違反」だとして、各国に対応を求めていると述べた。






