「5本の樹」計画25周年、 “庭から始まるネイチャーポジティブ”を国内外へ発信
2026年7月1日
積水ハウス株式会社
積水ハウス株式会社は、2026年7月14日(火)から16日(木)に熊本城ホールで開催される「グローバル・ネイチャーポジティブ・サミット2026」(以下、本サミット)に、プラチナパートナー企業として参加します。当社は、2001年より生物多様性に配慮した庭づくり・まちづくり提案「5本の樹」計画を推進しており、2026年3月1日に取り組み開始から25周年を迎えました。この節目に、住まいの庭から都市の生物多様性保全に貢献する取り組みの実績と、データに基づく効果検証を国内外へ発信します。
当日は、本サミットで初公開となる「5本の樹」計画のこれまでの歩みをまとめたホワイトペーパーのご紹介や、開催2日目の7月15日(水)にパネルディスカッション「ネイチャーポジティブをどう測るか」へ参加し、ネイチャーポジティブの成果を、信頼性が高く実用的な方法で想定する方法について、経験、手法、および得られた教訓を共有します。各ブースで開催予定のサイドイベントへも登壇し、様々な視点から生物多様性への取り組みの可能性を探ります。また、同時開催の「NATURE TECH」にも出展し、「5本の樹」計画について展示を実施します。
「5本の樹」計画は、 “3本は鳥のために、2本は蝶のために、地域の在来樹種を”という思いを込め、その地域の気候風土・鳥や蝶などと相性の良い在来樹種を中心とした植栽にこだわった庭づくり・まちづくりの提案です。小さな「点」である庭が街の中で連続して「線」となり、さらに里山など地域の自然と「面」で広がっていく。そしてそれらが都市部の「生態系ネットワーク」を形成し、生態系保全に貢献しています。全国のオーナー様のご賛同により、2001年の開始からの累積植栽本数は2,143万本(2026年1月31日時点)に達しています。
近年、企業には自然資本の保全・回復への貢献を「測り、示す」ことが求められていることを背景に、当社は、琉球大学久保田研究室および株式会社シンク・ネイチャーとの共同検証※により、樹種・本数・位置データと生態系ビッグデータを用いた都市の生物多様性保全再生効果の定量評価に取り組んできました。さらに、生物多様性可視化提案ツール「5本の樹」コンパスを共同開発し、2026年4月より全国で実装を開始。設計段階から生物多様性保全効果を可視化し、従前の提案と比較して約2.6倍の効果を見込む植栽提案を可能にしています。
また、東京大学大学院農学生命科学研究科との共同研究では、在来種を中心とした植栽に囲まれた家に住み、庭に訪れる鳥や蝶などの生きものとよくふれあう人は、鬱(うつ)症状の発症リスクが20ポイント低く、高い幸福感や日々の生活の充実感を持つことが分かりました。「5本の樹」計画は、生物多様性保全に加え、住まい手のウェルビーイング向上にもつながる取り組みとして進化を続けています。
※久保田教授は、2026年3月末をもって琉球大学を退職され、現在は、株式会社シンク・ネイチャーにて
ネイチャーポジティブの社会実装に専念されています。
■ 本サミットにおける積水ハウスの主な参加予定
登壇:積水ハウス 環境推進部長 兼 環境マネジメント室長 井阪 由紀
| 全体会/プラナリー |
パネルディスカッション「ネイチャーポジティブをどう測るか」 日時:2026年7月15日(水)9:00〜9:45 |
| サイドイベント① |
「都市をネイチャーポジティブに―企業緑地から始まる次の挑戦」 主催:一社)企業と生物多様性イニシアティブ (JBIB)・ 一社)いきもの共生事業推進協議会 (ABINC) 日時:2026年7月14日(火)17:30〜18:30 |
| サイドイベント② |
「ネイチャーの課題から広がるビジネス機会」 主催:一般社団法人CDP Worldwide-Japan 日時:2026年7月15日(水)14:15〜15:15 |
| NATURE TECH
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展示・ポスターブースに出展 日時:2026年7月14日(火)〜15日(水)9:30〜17:00 「5本の樹」計画の取り組みの認知・共感・理解を促進する展示を実施 「5本の樹」計画のこれまでの歩みをまとめたホワイトペーパーのご紹介 |
※2026年7月1日時点情報 内容は変更になる可能性がございます。
■ グローバル・ネイチャーポジティブ・サミット2026について
本サミットは、自然損失の食い止めと回復に向けて、企業、金融機関、自治体、研究者、市民社会のリーダーが一堂に会し、行動を加速させる国際会議です。2026年10月に開催予定の国連生物多様性条約第17回締約国会議(COP17)を見据え、ネイチャーポジティブの実効性を高める議論が行われます。
1日目は、ネイチャーポジティブとは何か、なぜ社会や経済にとって重要なのかを共有。午前の全体会合では、企業、金融、自治体の役割とリーダーシップを議論し、午後は実装に焦点を移し、ビジネス・社会的価値、実効性のある戦略、気候や循環経済との関係性を掘り下げます。分科会を通じて、分野横断的な対話も行われます。
2日目は、測定、情報開示、テクノロジーなどの実装を支える要素や、バリューチェーン、ランドスケープ、海洋といった空間的視点からのアプローチを議論し、今後の行動につなげます。本サミットでは、分科会、ハイレベル会合(クローズド)、サイドイベント、展示、さらに熊本の自然を体感するエクスカーションも実施されます。
https://events.nikkeibp.co.jp/event/2026/GNPS_jp/
■ 積水ハウスの「5本の樹」計画について
日本の原風景である里山をお手本とし、その地域の気候風土や鳥・蝶などと相性の良い在来樹種を中心に植栽する、積水ハウスの庭づくり・まちづくり提案です。住宅の庭を点ではなく「緑のネットワーク」としてつなげることで、都市における生物多様性保全に寄与することを目指しています。2026年3月1日に取り組み開始から25周年を迎え、累積植栽本数2,143万本を達成しました。(2026年1月31日時点)











