世界的なベストセラー作家、村上春樹さん(77)の新刊小説「夏帆 The Tale of KAHO」が3日発売された。長編は3年ぶりで、電子版も同時配信。版元の新潮社によると、初版は25万部という。
文芸誌「新潮」で2024年6月号から26年3月号まで4回に分けて発表された作品を加筆改稿した本作は、26歳の絵本作家・夏帆が主人公の物語。同社によると、村上さんの長編小説で女性が単独の主人公となるのは初めて。
共同通信の単独インタビューに対し、村上さんは「短編を継ぎ足していくようにして、最後に少し手を入れる感じだったけれど、全体でそんなに矛盾するところがなく、筋が変になることもなかった。書いていて、すごく楽しかった」と語った。
村上さんは1949年京都市生まれ。フランツ・カフカ賞など内外の文学賞を多数受賞し、米文学を中心に翻訳も手がける。代表作にベストセラーになった「ノルウェイの森」や「ねじまき鳥クロニクル」、「1Q84」など。新作長編の刊行は2023年の「街とその不確かな壁」以来となる。








