【アンカラ、テヘラン共同】トランプ米大統領は8日、イランとの戦闘終結を宣言した覚書の有効性を記者団に問われ「終わったと思う」と述べた。交渉継続は認める考えも示した。米中央軍は7日、イランがホルムズ海峡で商船3隻を攻撃したことへの報復として、「強力な空爆」により精密誘導兵器で80以上の標的を攻撃したと表明。イラン革命防衛隊は対抗してミサイルと無人機でバーレーン、クウェートの米軍関連の85カ所を破壊したと主張した。
米財務省は、イラン産原油の販売を一時的に容認した制裁緩和措置を取り消すと発表。措置は米イランが6月17日に結んだ覚書に基づいており、原油輸出の正常化を急ぐイランにとって大きな成果だった。イランのガリバフ国会議長は「覚書の重大な違反だ」と反発し緊張が再燃。米イランは、前最高指導者の国葬が9日に終了し次第、核問題を含む最終解決への交渉を再開する構えだったが、不透明になった。
トランプ氏は訪問先のトルコ首都アンカラで記者団に対し、イランを厳しく非難。交渉は「時間の無駄だ」と主張した。







