【ベルリン共同】ドイツ大衆紙ビルト(電子版)は9日までに、同国の自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が日産自動車と大型スポーツタイプ多目的車(SUV)の共同開発を目指して提携交渉をしていると報じた。米フォード・モーターともピックアップトラックの共同開発を目指していると伝えた。
VWグループは競争が激化する中国市場で販売が苦戦していることを受け、北米市場に着目。トランプ米政権の関税強化で打撃を受ける中、北米市場での販売を強化する戦略を模索している。
VWグループは北米市場のてこ入れにより、VW本体と傘下の高級車メーカーのアウディ、スカウトの3ブランドで、2035年までに最大で計47億ユーロ(約8700億円)の年間利益を見込む。
このためVWグループは、製品ラインアップを米国の顧客のニーズに合わせることや、現地生産の拡大を検討している。その際に全ての車種を自社で開発するのではなく、日産やフォードとの提携を通じ、迅速かつ低コストで車を市場に投入する狙いがあるという。











