うれしいときも、さびしいときも、私たちに寄り添ってくれる犬や猫。そんな彼らにも心があります。岐阜市の獣医師で、ぎふ動物行動クリニック院長の奥田順之さんは動物の心と行動の専門家。問題行動の裏にある犬や猫の本心、しつけをテーマに寄稿してもらいます。(月1回予定、岐阜新聞デジタル独自記事です)
◆なぜそんなに怖がるの?
夏になると増えるご相談のひとつが、「雷や花火の音でパニックになる」というものです。ガタガタ震える、隅っこに逃げ込む、壁を破壊する、どうにかして家から外に出ようとする…。中には雷や雨の日には食欲がなくなり下痢してしまう子も。そんな姿を見て、どうしてあげればいいか困った経験がある方も多いのではないでしょうか。
犬の聴覚は人間の約4倍とも言われ、雷や花火の轟音は、私たちが感じる以上の衝撃として犬に届きます。さらに、雷発生時は、気圧の変化や湿度や匂いの変化も伴います。雷が来るかもしれない雨の雰囲気だけで怖がる犬も少なくありません。また、夜間に雷を経験したことで、雷が鳴ってなくても夜になると破壊行動や逃避行動が増加してしまうこともあります。
◆今すぐできる3つのサポート
①音を遮断する ...










