【北京共同】中国共産党は、重大な規律・法律違反の疑いで調査を受けていた党政治局員の馬興瑞・前新疆ウイグル自治区党委員会書記の党籍と公職を剥奪する処分を決めた。収賄の疑いが持たれている。中国国営通信新華社が14日報じた。
3期目の習近平指導部発足時に24人いた党指導部メンバーの政治局員のうち、党籍剥奪が決まったのは今回で2人目。ほかに中国軍の最高指導機関、中央軍事委員会の張又キョウ副主席も調査を受けている。習指導部は汚職を徹底して取り締まる「反腐敗運動」を展開。来年の共産党大会を前に、高官が相次いで失脚する異例の事態となっている。
馬前書記は宇宙分野の専門家で、軍と関係が深い国有企業の中国航天科技集団の出身。中国軍では核ミサイル部隊を管轄するロケット軍で装備品調達を巡る大規模汚職の調査が進められており、関連が指摘されていた。
6月30日の党政治局会議で処分を決定。馬前書記は企業経営や工事請け負い、昇進を巡って他者の便宜を図り、巨額の金品を受け取るなどした疑いが持たれている。







