【ニューヨーク共同】米連邦政府は15日、東部フィラデルフィアの国立公園で1月に撤去した奴隷制に関する展示パネルを差し替えた。新しいパネルには初代大統領ワシントンが所有していた奴隷などに関する記述が残っているが、詳細な情報は削除された。地元市長は「恥ずべきこと」と批判している。AP通信が伝えた。
新しいパネルは奴隷制廃止運動なども扱っているが、「奴隷制という汚い商売」といった批判的な文言が消え、奴隷制に関する年表や地図がなくなったという。
トランプ大統領が昨年3月、公の場の展示物から米国民を「不当におとしめる」内容を除外するよう指示。連邦政府が1月にパネル34枚を撤去した後、一部は元に戻されたが、完全復元を求めて市当局が提訴していた。
連邦高裁は6月、撤去を容認する判断を示し、政府が代替パネルの設置計画を提示しているとしていた。










