【ベルリン共同】ドイツの警察当局は26日、首都ベルリンで開かれた性的少数者のイベントの会場周辺に車が突っ込み、1人が死亡、29人が負傷したテロ事件で、容疑者の男(21)を市内で射殺したと発表した。男はベルリン郊外で居場所を突き止められ、特殊部隊員に刃物で襲いかかったが、隊員の発砲を受け死亡した。
男はレバノン系で、ベルリンで生まれ育ち、ドイツ国籍を保有。中東に渡り過激派組織「イスラム国」(IS)に合流しようとしたが、昨年、レバノンで逮捕された。ドイツに帰国した際にも再び逮捕、一時勾留されていた。
事件は25日夜、ベルリン中心部で起きた。捜査当局によると、男は車で人混みに突っ込んだ後、木に衝突して停止した車を乗り捨て、刃物で人々を刺した疑いが持たれている。
イベントは性的少数者の権利擁護を訴える「クリストファー・ストリート・デー」。現場付近には参加者が集まっていた。
近くの広場には多数の花やキャンドルが並べられ、訪れた人々が犠牲者を追悼した。







