日本の女子野球選手が新たな一歩を踏み出す。兵庫県出身の山本涼香(27)と大阪府出身の楢崎涼(27)は米国で新たに創設された女子プロ野球リーグ(WPBL)に挑戦。日本では女子のプロリーグがない現状を踏まえ、楢崎は「女子野球が広まるチャンス。盛り上げて、日本でも女子が野球を続けられるような環境づくりが進めば」と胸を高鳴らせている。
8月に米国で開幕するWPBLには、日本人選手約10人が参加する。山本は小技を絡めた粘りのプレーが持ち味の内野手。楢崎は長打のある打撃が魅力の外野手だ。2人がリーグ創設を知ったのは2024年冬。女子野球を取り巻く環境の厳しさから「やっぱりプロは難しいのかな」(楢崎)と諦めていた中での吉報だった。25年夏に米国で開かれたトライアウトに参加し、ドラフトで2人とも指名を受けた。
高校からさまざまなチームに在籍し、17日に国内で最後の練習を終えた。山本は「野球の本場でプレーできる機会はなかなかない。できるだけ多くの試合に出られるように活躍したい」と意気込んでいる。






