トヨタグループの上半期(1〜6月)の世界販売の推移

 トヨタ自動車が30日発表したグループの2026年上半期(1〜6月)の世界販売台数は前年同期比2・8%減の539万484台だった。ドイツのフォルクスワーゲン(VW)の約412万6千台を上回り、上半期として7年連続の世界首位が確実。ハイブリッド車(HV)が支えた。ただ2年ぶりに前年は割り込んだ。中東危機に伴うガソリン価格高騰が重しの中国が低調だった。

 中東を中心とする物流の混乱も逆風だった。世界生産は0・3%減の551万1179台。トヨタ単体の日本からの中東向け輸出は36・0%減の10万4093台に落ち込んだ。事業環境は厳しく、7月以降は熊本県の地震の影響も注目される。

 グループ世界販売の内訳は、海外が4・5%減の429万5247台、日本は4・4%増の109万5237台。日本では電気自動車(EV)「bZ4X」の新型車が貢献した。

 HVを中心とするトヨタ単体の電動車の世界販売は9・1%増の270万7302台、EVは約2・4倍の19万3172台。いずれも上半期として過去最高を更新した。