トヨタ自動車は31日、福岡県にあるトヨタ自動車九州の3工場の稼働停止を8月5日深夜まで延長すると明らかにした。熊本県の地震を受け、安全や物流、仕入れ先の状況を考慮した。日産自動車とダイハツ工業も5日まで停止を延長。一大産業である自動車のサプライチェーン(供給網)への影響がメーカー各社に広がっており、復旧に時間がかかれば地域経済と各社の業績にも重荷となりそうだ。
トヨタは新たに愛知県田原市の田原工場も3〜7日に停止する。福岡県の3工場はこれまで7月31日まで止めると決めていた。28日の地震後に停止し、翌29日朝からいったん再開したが、同日夕方に再び停止した。8月6日以降の対応は未定という。3工場は、高級車「レクサス」を生産する宮田工場のほか、苅田工場、小倉工場。
日産が延長するのは、福岡県苅田町にあるグループ2社の2工場の一部で、30日午後から稼働停止している。地震の影響で部品供給が遅れているという。ダイハツは、子会社ダイハツ九州の久留米工場と大分工場の停止を5日の夜勤帯まで延長する。






