熊本県氷川町の避難所を訪れ、避難者と面会する高市首相(中央)=3日午後(代表撮影)

 高市早苗首相は3日、最大震度7の地震を観測した熊本県の被災状況を視察した。7月28日の発生後初めて。避難生活の環境改善やインフラの早期復旧など現地が抱える課題や要望を把握し、政府の支援策に反映させる考えだ。

 熊本に到着後、陸上自衛隊のヘリコプターで、地震で被災した同県嘉島町の「イオンモール熊本」、同県八代市の「日本製紙八代工場」などを上空から確認した。

 その後、震度7を観測した同県氷川町の避難所を訪れた。被災者から被害や避難の状況を聞き取り、2次避難など政府の取り組みを説明した。「ホテルや旅館を借り上げ、順次移ってもらえる対応をしている。必要に応じできることをする」と語った。

 熊本県庁では、木村敬知事らと今後の支援の在り方について意見を交わした。

 政府は、猛暑が続く中、避難先での熱中症や災害関連死の増加に危機感を強めている。宿泊施設への2次避難を推進するほか、車中泊や在宅避難を続ける人の支援を強化する方針だ。