6日の平和記念式典では広島市立小6年の3人が子ども代表を務めた。古市小の吉田祈璃さん(12)が「平和の鐘」を打ち鳴らし、高須小の柿崎由宇さん(11)と高南小の河野和希さん(11)は「平和は世界中の人々でつくり上げるもの。私たちもその一員として一歩を踏み出します」と誓いを読み上げた。
「次世代への平和の思いを鐘の音に乗せたい」と願い臨んだ吉田さん。被爆地広島と長崎にルーツのある両親が「平和を祈り、原爆の恐ろしさを伝えてほしい」との願いを込めて「祈璃」と名付けた。曽祖父は妹を捜して広島で入市被爆し、吉田さんが生まれる前に他界した。「直接話を聞いてみたかった」。曽祖父を思い、全国各地の戦跡に足を運んできた。
小学1年で東京から広島市に引っ越してきた柿崎さんは、8月6日に初めて登校した。「なぜ夏休みに登校するのか」と思ったが、下校後に平和記念公園を訪れ「原爆で亡くなった人たちが生きたかった未来を私たちは生きている」と気付いた。
河野さんは小学3年の時に沖縄を旅行で訪れ、核兵器に反対する人たちがいることを知った。





