早朝から厳しい暑さとなった6日、平和記念公園(広島市中区)では、原爆で家族などを失った人たちが、静かに祈りをささげた。「今年も来られたよ」。思いを込めて語りかけた。
追悼行事に1人で訪れた男性(91)は「校庭で遊んでいた時に原爆が落とされ、必死で防空壕に避難した」。父は原爆投下10日後に亡くなった。「話し合いができれば戦争なんて起こらない」と声を絞り出した。
自営業片山元子さん(81)=広島市=は、親族7人が原爆の被害に遭った。しゃがみ込んで「残った者は元気でやりよるよ。今年も来られたよ」と伝えた。
式典について伝えるパンフレットを熱心に読む外国人観光客の姿もみられた。








