奈良市の東大寺で7日朝、本尊の国宝・盧舎那仏(大仏)にたまったほこりを払う「お身拭い」が行われた。年1度の夏の恒例行事で、大仏はすっきりとした姿を取り戻した。
湯屋で身を清め、白装束に着替えた僧侶や関係者ら約170人が大仏殿に集合。大仏の魂を抜く法要や読経の後、高さ約15メートルの大仏の体にはたきをかけた。天井からつるしたゴンドラで大仏の顔や肩に近づき、「螺髪」と呼ばれる髪の部分も隅々まで掃除した。
埼玉県三郷市から初めて訪れた公務員村田薫さん(59)は「指先まで丁寧に掃除をしていて、大仏を大事にしていることが伝わった」と話した。








