国の特別機関の日本学術会議は7日、特殊法人化を控えた最後の臨時総会を6日に続けて開いた。昨年ノーベル化学賞を受賞した北川進京都大特別教授が講演し、社会実装について「金や名声など不純な動機で研究は続かない。学術的な好奇心、自然への興味をもとに突っ込んでいけば諦めずにできる」と語り、短絡的な考えでの応用研究には、くぎを刺した。
北川氏は二酸化炭素回収などへの応用が期待される「金属有機構造体」を開発した。顕著な成果の前には、水面下でアイデアが醸成される「伏流期」があると指摘。基礎研究の予算削減などで「(研究の芽生えの)『ゆりかご期』を邪魔しないことが重要だ」と強調した。






